田所美惠子・針穴写真展★ステノペ
5月 16日(土)、銀座ギャラリー巡り をしている時に
偶然、出会った素敵な展覧会は、
ポーラ ミュージアム アネックスで開催されていた
田所美惠子・針穴写真展
誰もみたことのないもうひとつのパリ
看板に映っていたお写真がとても魅力的でしたので
2Fのギャラリーへ続く階段をすぐに昇って行きました。
2Fへ着くと、なにやら講演会が始まる模様・・・。
「受付の方に予約していないのですが・・」と聞きますと
「お立見になるかもしれませんがいいですか?」と親切
に対応されたので、お写真を見ながらレクチャーが
始まるのを待っていました。
最初に、その白黒のお写真を観た瞬間から、
これは素敵***ヾ(≧∇≦)ノ"***♪といつものように
私のハートがGo~サインを出しました!!
講演会が始まってから10分位すると、空いているお席
に着席させていただき、田所氏とこの展覧会を企画
したプロデューサー 井澤 初美さんがインタビューを
されている目の前でお話を聞くことができました(*^-゚)v♪
田所氏がご主人とパリへ1900年に移られて、偶然
ブルゴーニュ地方にある世界で最初に写真の撮影に
成功したニセフォール・ニエプス氏の写真美術館へ
行き、そこで「ステノペ(ピン・ホール)の講習会」の
チラシを見かけたことがきっかけでした。
カメラの歴史:
think-photoさんのページ
《カメラオブスキュラ》
Pontaさんのページ(フェルメールから)
それから、夏期講習で一週間ほど男性達に混ざって
ピン・ホールの写真と現像などを学び、紅茶専門店で
慌てて購入した紅茶缶が第一号機となり、以来15年間
ピン・ホールで白黒のお写真を撮り続けることになった
そうです。
講習会が終わってからはパリへ戻り、その紅茶缶の
カメラを使って、パリの街を撮り始めて、パリの街並みが
すばらしくそのピン・ホールの写真では良く映ったので
ショーウィンドウやマルシェ(市場)、パサージュ(アーケィド)
お墓や名所旧跡などどんどんとテーマも広がっていった
そうです。
また、ピン・ホール・カメラの魅力については、カメラの方で
勝手に絵を描いてくれることや、カメラの大きさ、形によって
アングルが変わってくれることなどが楽しいそうです。
田所氏は、絵画でも墨絵などモノトーンの世界がお好きなの
と、現像処理を自宅でできるので、作品過程を全部、ご自分
の手だけで完成できるということもあり白黒写真のみ撮って
いるとのことでした。
インタビューの方が感激しておっしゃることには、その構図の
取り方が、すばやく決めて失敗が少ないのには、一緒に撮影
に立ち会って驚いたそうです。もちろん、一缶に一つのフィルム
ですから、一度しかチャンスはないということです。ましてや、
露光調整やピントといった高度なレンズがなく自然光だけが
頼りなのですから、その最初の構図を頭の中にどれだけ
絵として絞り込めるかが勝負のようです!!
また、その「光というのは自然の絵筆である」と田所氏は
常々、思われているそうですが、素敵な表現ですね!!
ですので、このピン・ホール・カメラで撮った写真は
絵に近いとのことです。
撮影する時は、20缶位をバックに入れて持ち歩くそう
です。お天気がよければ、30秒位で撮れるそうですから
缶と印画紙さえあればこのレトロっぽい魅力的なお写真が
撮れるので、皆さんも一度、試されてはいかがでしょうか?
私も機会がありましたら、このピン・ホールの講習会へ出席
して、ぜひスロー・フォートを撮ってみたいと思っております。
田所美恵子さんの公式HP
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