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2006/01/08

「風と共に去りぬ」 - 絵画(映画)鑑賞会 No.1

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昨日、いつも仲良くしていただいている
鑑賞会グループの方々、


池上先生とらさんはろるどさん
堀内さん、ミズシーさん、Takさん

の素敵な殿方達と新年早々、浮かれ気味で

    「風と共に去りぬ

 wind 米国公式サイトより(図版 

ル・テアトル銀座で見て参りました。
いや~、久しぶりに見るビィビィアン・りーに
クラーク・ゲーブルの惚れ惚れとするような
まさに絵になる男女の悲恋物語を当時の
南北戦争で揺れ動く米国内の政情も交えて
リーマスター版によってますます色鮮やかな
アトランタの風と共に強烈な名画を見ること
ができました!!もう映画っていうのはまさに
これが本物!!!というほど堪能しつくして
参りました。

大人の世界を覗きたくなる中学3年の頃、クラスでは、
名作本をみんなで回し読みするのがはやっていて
その中でもマーガレット・ミッチェル作「風と共に去りぬ」
の上・下巻を読んだ時の衝撃は忘れられません!!
あまりその頃は長編小説を長く読む習慣がありません
でしたが、本当に面白くて一気に上・下を読み通したことが
記憶に残っています。さすがに、「ボヴァリー夫人」は
先生に見つかって没収されたこともありましたが。。(^_^;)

間の休憩を30分挟んで、4時間のロングストリーですが
全然、長さを感じせず、ビィビィアン・リーの熱演に魅了
されっぱなしでした。初めて映画で見たのは高校生の
時でしたでしょうか。。そのとき、初めてカラー映画なるを
見たので、あの火薬庫が燃え上がる赤々としたシーンは
いつまでも私の心の底に焼きついておりました。

映画を観た後に新年会を致しまして、
さすがに皆様、普段からいろいろな絵画をご覧になって
いる感性豊かな方々だけに、この映画の素晴しさを
興奮気味で口々にお話になっておりました。男性の方々は、
スカーレットのようなじゃじゃ馬で美人には惹かれますが、
結婚するとなると最終的には、メラニーのような天使とする
などと少し男性論にタジタジとなりましたが、スカーレットの
持つ気高くもタラという土地を守り通すのに、あれだけの
強さは必要だったことを、私は一人で主張しておりました(*^^)v

ただ、みんなが泣けたシーンは子供とメラニーが亡くなる
シーンでした。先生も「子供を殺すことはない!」とちょっと
お怒りでしたが、私も何か、この作者にきっとそこまで書いた
深い理由があるのではないか、と下記の

 
Margaret Mitchel House and Museum

を発見して、彼女の伝記を読んでみました。そうしましたら、
ミッチェル女史のお写真を拝見しまして、若いときは
すごい美人だったようですね!それに最初のご主人とは
一年程で別れてしまい、そのご主人の友人と再婚されて
いるとのことです。でも、最初のご主人の名前はレッドと
つくし、別れた後は結婚はもうしないし、子供も作りたくない!
と思われたほど悲しかったようですね。。
この「風と共に去りぬ」のレット・バトラー役には初めから
クラーク・ゲーブルを念頭においていたそうですから、
何かやはり最初のご主人に執着があったのでしょう。

この米国サイトで見る限り、ミッチェル女史はアトランタ
のアフリカ系アメリカ人コミュニティをバックアップしたり、
医療関係にもかなり多額な寄付をしていて、優秀な人
にはドクターになるまで世話をしていた、との驚くべき
ニュースが書かれていました。

小さい頃から伯母や母から語り継がれてきた南北戦争を
3年間の年月を費やして、人の身の丈ほどの原稿を
積み上げるほど世間から隠すように書いていたそうです。
南部の女主人公がどうしても自分の土地を守り通すために、
偽善の結婚をしなければならなかったのですが、自分が
愛していた人とは結ばれず、それでも最後は本当の愛に
気づいていたのに。。レットは風と共に消えてしまいました。

この後はどうなるのか??と皆さんの議論も白熱しましたが
それでもそれぞれが想像するところがまた映画のよさである、
という結論に達しました。古きよきアイリッシュ系の移民たちが
南部で成功した上流階級の生活とタラの赤い土、わざと南部
のイントネーションにしたかのような現在とは違う米語など、米国の
南部独特の味わいもたっぷりと楽しめることができます。

男性は、メラニーの天使像にすっかりと魅了されているご様子
でしたが、私はややヒステリックなビィビィアン・リーが家族と
土地を守ることに立ち上がって「私は決して、負けないわ!!」
と言っていたシーンが一番良かったし、彼女はこの映画で本当
に頑張りとおしたことに拍手を送りたい、と思います。 
 

その後は、同じビル内の地下一階で新年会を致しました。
Takさんはお仕事があったのですが、お忙しい中、新年会
にはご出席いただけて嬉しく思いました。Takさんよりハワイ
からみなさんへ素敵なお土産を頂戴して、名画を観た後の
余韻が残る中、ますます皆さんのお顔がその瞬間も歓喜!
となって3次会まで続く盛り上がりようで素晴しい一日と
なりました。

TakさんがHawaiiで見つけてくださった
Fairies 2006 Mini-Wall Calendar」 妖精シリーズ
のカレンダーは、とっても素敵です!!
「これはJuliaさんに!!」と一目見て決めてくださったそうです。
*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*: ♪ありがとうございます!!
私の趣味をご存知なんて、嬉しくて幸せです。 また、Angel
Seriesでもこちらの図版を借用して、掲載していきたいと
思います。こういう妖精の世界を小さい頃から夢見ていたので
今でも、少し飛んでいるところがありますが、Takさんとも共
ブログ仲間の皆様、今後もよろしくお願いいたします(^u^)

fairies Pixie O’Harris

                   fairiy 
                                                  Dorothy Pulis Lathrop              

               Published by Library of Congress

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2006年 絵画鑑賞会」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
昨日は楽しい時間をありがとうございました。

カレンダー気に入っていただいて嬉しいです。
ハワイらしくないな~とも思ったのですが
絶対これJuliaさんにぴったり!と思い即決しました。

投稿: Tak | 2006/01/08 13:11

Takさん

コメントありがとうございます~(*'ー'*)♪

>絶対これJuliaさんにぴったり!と思い即決しました。

 まっじ、ぴったり!!でしたぁ~★☆。.:*:・"゚★('-^v)Thank You(v^-')★。.:*:・"☆★

 Takさんとは一年以上ブログでもお世話になっているので、きっと、私の趣向をご存知だったと思うと、それもとても嬉しかったです。
 「植物と妖精・天使」の絵を描く作家を知ることもできて、これからも追いかけてみようと思います~♪ 今年一年、楽しみになりましたヾ(´ー`)ノ

投稿: Julia | 2006/01/08 19:03

juliaさん、こんばんは。
昨日はありがとうございました。愉しかったです。

スカーレットは私にはあまりにも脆く見えました。
だからこそ最後になってようやく目覚め、
初めて自分を見出したのではないかと思います。

アシュレーのような男は結構惹かれます。
自分の弱さに痛いほど気付いていますよね。
もちろんバトラーほどの強大な魅力はありませんが…。

時間が経てば経つほど、バトラーのスゴさに頭が下がります。

投稿: はろるど | 2006/01/08 20:44

はろるどさん、

コメント&TBをありがとうございました。

はろるどさんは、この映画を初めてご覧になったのに、一人ひとりの人物を愛情深く観察されていて、素直にそれを記事に書かれていたのでとても嬉しくまた感激しました。

>時間が経てば経つほど、バトラーのスゴさに頭が下がります。

  お話の世界とはいえ、あれだけ長時間、一緒にスカーレットやバトラーに接していると、実在しているかのようにこちらも感情移入してしまいますね。。バトラーが苦しくてよくお酒を飲むシ~ンがなぜか一番、切なくて素敵でした。

  音楽も良かったですね!
  何もかも大掛かりで素晴しい映画でした!

投稿: Julia | 2006/01/08 22:00

こんばんは~。
楽しい新年会だったようですね!
メラニーももちろん好きですけど、私もスカーレット派ですよー。
ちなみにアシュレとレットなら断然レットが好きです(笑)
「風と共に去りぬ」には公式の続編『スカーレット』とそのドラマ化作品がありますけど、やはり不満が残るもので
やっぱり自分で続きを想像しちゃいますね。

投稿: リカ | 2006/01/08 23:54

リカさん

こんばんは~!
本当にこの映画は、今観るからまた感激した部分もあるので、また、何年後に鑑賞してみると違った印象を持てるかもしれませんね!

>メラニーももちろん好きですけど、私もスカーレット派ですよー。
ちなみにアシュレとレットなら断然レットが好きです(笑)

 わぁ~リカさんがいらしてくださったら、強い見方でしたが、いつまで立っても男性は天使のような女性を求めるのでしょうね。

 >やはり不満が残るもので
やっぱり自分で続きを想像しちゃいますね。

 そうらしいですね・・宝塚で演じるのだけは、カンベンして、って感じですけど(笑)

 サヤさんは新年会の会場近くまでいらしてくださっていたようなのですが、連絡がつかなくてお会いできませんでした。。(*- -)(*_ _)
また、3人でも何か機会を見つけて、新年会をしましょうね!!

 今度は女性だけで、”風”を語りたいです(^_-)-☆

投稿: Julia | 2006/01/09 00:28

ご一緒できなくて残念でした〜

この作品は、父が映画好きなもので子供の頃に見せられた記憶があるのですがほとんど記憶に残っていません。
DVDでも観れますが、やはり映画館で観た方が迫力あるし感動も大きいだろうから、この機会に行ってみようと思います。確か今月いっぱいですよね。

休憩が入って4時間ですか・・・
長いけど見応えありそうで楽しみです!!

投稿: high-lucky | 2006/01/10 17:36

high-luckyさん

コメント、有難うございます。
ご一緒できなくて、本当に残念でした(/_ ;)

>やはり映画館で観た方が迫力あるし感動も大きいだろうから、この機会に行ってみようと思います。確か今月いっぱいですよね。

  ええ、31日までなんですね。。それに一日、2回しか上映されないので、土、日に行かれてくださいね~♪ 特に、あの映画は全体を見渡すほどのキャストや景色の壮大さが醍醐味なので、high-luckyさんもぜひ~(*"ー"*)♪

 あと、ハンカチもお忘れなく・・!彼女さんと観に行かれると4時間位はすぐ立ってしまうほど、素晴しい映画でしたよぉ~(*^^)v

 今週の土曜日(14日)の午後も美術映画と絵画鑑賞会をしますので、よろしかったどうぞご参加くださいませね~☆

投稿: Julia | 2006/01/10 20:35

遅ればせながら記事にしたのでTBさせていただいたのですが、またもや反映されていないかもしれません。

いつもありがとうございます。世の男性は一般的に、成長するにつれて、スカーレット→メラニー→スカーレットという順で魅力を感じる段階を経るのでは、という気がしています。

次の鑑賞会には行けませんが、皆さんでどうぞ楽しんでいらしてくださいね。ポーラのタダ券もかなりいただいていたのに、先日お渡しするのを忘れておりました。すみません。

投稿: ike | 2006/01/12 23:58

池先生、

コメント&TBをありがとうございました。

先生もお忙しい中、私どもと映画や新年会をお付き合いいただいて大変感謝いたしております。共通の趣味を持つ人たちが集まる会を持てることの幸せを新春、早々感じまして嬉しく思いました。

先生もNo2でのご実直な感想を読ませていただいて、映画を製作したスタッフもキャストもかなり力を入れておりましたが、この小説を書いたミッチェル女史の南部のドキュメンタリー的な恋愛小説を書きとおした彼女の筆力の情熱さにも強く心打たれるものを感じました。

>世の男性は一般的に、成長するにつれて、スカーレット→メラニー→スカーレットという順で魅力を感じる段階を経るのでは、という気がしています。

 マア~マァ~ヽ(^o^)丿
 実は私自身も、そのような人生を送っているような気がしています。もちろん、あのように財力も美貌も持ち合わせておりませんが、子供ができてからはずーと、メラニーでしたが、だんだん子育てが終了してくると、スカーレットに変化していく自分が最近、怖かったりします(^_^;)  もし、子供を育てている真っ最中でしたら、きっとこのようにブログなど書いていないし、鑑賞会など開くなんてこと自体考えないでしょうから。。攻め→守り→攻め って構図でしょうか? ただ、男性へというのではなく、絵画へということですので。。悪しからず♪

>次の鑑賞会には行けませんが、皆さんでどうぞ楽しんでいらしてくださいね。

 ありがとうございます。明日は2,3人の集まりになりそうですが、楽しんで参りたいと思います。

 息子も試験中だというのに風邪を引きました。先生もお気をつけくださいませネ。

投稿: Julia | 2006/01/13 07:03

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