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2006/10/19

『巴里憧憬-エコール・ド・パリと日本の画家たち展』 モディリアーニ編 No.1

giovedi, il quindici Ottobre 2006,
sono le venti e diciassette

           Paris_1
巴里憧憬-エコール・ド・パリと日本の画家たち展

先月、山梨県立美術館へ行ったときに、常設展のミレー
の絵に感銘を受けてしまった
ので(拙記事)、中々、この
特別展について書けないでおりました。10月1日で本展は
終了してしまったのですが、Bunkamuraで22日まで開催
している『ピカソとモディリアーニの時代』(
拙記事)を
先週、特にモディリアーニの『母と子』を見納めて参りました。
2回目でしたが、この『母と子』は素晴らしくてしばらくその前
で魅入っておりました。色彩的にも造形的(絵ですが)にも
完成していたように思います。

      Mother_child_3
        『母と子』 
      モディリアーニ 
         1919年

その前に、山梨県立美術館でもモディリアーニの作品を
観られるとのことで楽しみにしていたのですが、やはり、
この『母と子』の完璧なモディリアーニの世界を見てしまった
からには、幼いジャンヌがまだ、あどけない少女の顔をして
微笑んでいるのですが、少々物足りなさも感じてしまいました。

     Modigliani_2 
          「少女の肖像(ジャンヌ・ユゲット)」
               アメデオ・モディリアーニ
                       1917-18年 

でも、ジャンヌはこちらの方が幸せそうな顔をして
座っていて、これから起こりくる現実の厳しさを知らぬ
お嬢様だったのでしょう。わずか2,3年後には、上記
のように1児を儲けて、お腹にも赤ちゃんがいたの
ですから、お母さん然としますよね~! こちらでは
ブルー系色を使っていてお互いにまだ知り合った
ばかりの初々しさを感じさせます。『母と子』の時は、
子供を抱いている手も大きく描いて母としての貫禄を
感じましたが、こちらのジャンヌはなんともまだ幼い
表情をしているだけに、再度、『母と子』を観たら余計、
胸が詰まる思いでした。

来年の4月からBunkamuraでまたジャンヌとの生活を
綴った展覧会があるようですね↓

モディリアーニと妻ジャンヌの物語展
モンパルナスに咲いた愛と悲劇

今日は、モディリアーニの絵についてだけになって
しまいましたが、まだ、特別展ではスーチン、ユトリロ
キーシンや日本人のエコール・ド・パリの時代の画家
たちについても後日、書いて見たいと思います。大変
よい絵が多くて、この展覧会は見応えがありました。
東京へ来ないのは残念ですが、エコール・ド・パリと
言いましてもあれだけ日本人の画家がパリに住んで
西洋画に対して一生懸命、学ぼうとしていたことや
やはりその中でも個性が光っていた藤田嗣治という
画家は、
日本人の中でも素晴らしい画家であったことが
分かりました。また、何時になるかわかりませんが
思い出しながら書いてみます。

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コメント

この巡回展が埼玉県立近代美術館に来ているので土曜日に行ってきました。残念ながらこのモジリアーニは観られませんでしたが、ベル・エポック時代の日本人画家について沢山の勉強をしてきました。

投稿: とら | 2007/01/15 09:01

とらさん

コメント有難うございました。
懐かしくこの美術展を観たことを思い出されました。
とらさんのお勉強された記事、またゆっくりと
拝読させていただきますね!!

この美術展、中々素晴らしかったですよね!

投稿: Julia | 2007/01/15 21:57

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